fabufujiのブログ~独断と偏見の歌舞伎劇評~

自分で観た歌舞伎の感想を綴っています

2025-01-01から1年間の記事一覧

歌舞伎座十一月 吉例顔見世大歌舞伎 昼の部 巳之助の『御摂勧進帳』、雀右衛門・扇雀の『道行雪故郷』、松緑の『鳥獣戯画絵巻』、愛之助・松緑・時蔵の「御所五郎蔵」

月が替わってしまったが、十一月大歌舞伎昼の部の感想を綴りたい。まだ亀蔵の急逝が自分の中で嚥下も消化も出来ていない中、昼の部を千秋楽に観劇。入りは超満員とまでは行かなかったが、満席に近い入り。市蔵が必死の舞台を勤めており、その姿を観ただけで…

片岡亀蔵急逝・・・

昨日、驚愕すべきニュースが飛び込んで来た。片岡亀蔵が、訪れていた友人宅で火事に巻き込まれ、亡くなったと云う。享年六十四歳であった。当然の事乍ら全く予想だにしていなかった事である。ニュースを見た時に思わず大声をあげてしまい、家人に驚かれてし…

公文教 松竹大歌舞伎 播磨屋三代の『泥棒と若殿』、『お祭り』

公文教の播磨屋巡業を観劇。場所は日野市民会館で、筆者は初めて訪れた会館。どうでもよい事だが、筆者の活動範囲からは遠い遠い。往復で四時間近くかかり、芝居の上演時間は休憩を入れても二時間十分程。タイパが悪い(笑)。コロナ前は一年の内三回位巡業が…

公文教 松竹大歌舞伎(写真)

公文協の播磨屋巡業に行って来ました。ポスターです。 開場入口です。 巡業あるあるですが、花道はやはり少ししょぼい・・・。 筆者の席から写した舞台です。 公文協の巡業に日野迄行って来ました。遠かった・・・(涙)。播磨屋三代が揃う公演でした。公演の感想は…

歌舞伎座十一月 吉例顔見世大歌舞伎 夜の部 萬太郎・橋之助・歌六の『當年祝春駒』、幸四郎・愛之助・獅童の『歌舞伎絶対続魂』

十一月歌舞伎座の顔見世興行を観劇。ここのところの公演同様、ほぼ満員の盛況ぶり。今をときめく花形三人が揃う三谷歌舞伎があると云う事で、この入りもまぁ当然であろうか。しかも筆者が観た日は、いつもより若い見物衆が多かった様に感じられた。三谷作品…

歌舞伎座 吉例顔見世大歌舞伎(写真)

十一月大歌舞伎に行って来ました。ポスターです。 昼の部絵看板です。 同じく夜の部。 狂言ポスター四枚綴りです。独りで写っているのは巳之助の弁慶のみ! 歌舞伎座の顔見世を観劇して来ました。やはり大勢の見物客で賑わっていましたね。出番は短い乍ら、…

錦秋十月大歌舞伎 Bプロ第一部 右近・歌昇・左近の「鳥居前」、巳之助・歌昇・孝太郎の「碇知盛」

今月歌舞伎座の最後、Bプロ一部を観劇。この部もやはりほぼ満員の入り。今月はAプロの二部に若干の空きがあったものの、全体的によく入っていた。報道によると、歌舞伎が好調で、松竹の演劇部門が黒字に転じたと云う。まずはめでたい。まぁ筆者は松竹の関係…

錦秋十月大歌舞伎 Bプロ三部 右近・米吉・高砂屋の「吉野山」、「四の切」

歌舞伎座Bプロ第三部を観劇。やはり開場前には長蛇の列が出来ており、熱気溢れんばかり。この部は高砂屋以外、主要な役どころを若手花形で固めており、幸四郎や菊五郎と云った花形の出演もない。にも関わらずこの入りは、歌舞伎の将来を明るく照らすものであ…

錦秋十月大歌舞伎 Bプロ第二部 松嶋屋・萬壽・左近の「木の実」、「小金吾討死」、「すし屋」

歌舞伎座Bプロ二部を観劇。松嶋屋出演とあって、チケット売り切れの看板が出ていた。先頃その松嶋屋の文化勲章受章が発表された。歌舞伎役者としては十一人目だと云う。戦前は役者が文化勲章など考えられなかったが、戦後になり六代目が死後に追贈されて以降…

錦秋十月大歌舞伎 Aプロ第二部 松緑・萬壽・新吾の「木の実」、「小金吾討死」、「すし屋」

歌舞伎座Aプロの最後、第二部を観劇。ここのところ大入り満員が続いている歌舞伎座であったが、筆者が観劇した日の二部は平日であったと云う事情もあるのか大入りと迄はいかず、九分通りの入りと云った感じであったろうか。筆者的には今月の公演の中で、この…

錦秋十月大歌舞伎 Aプロ第一部 團子・巳之助・笑也の「鳥居前」、隼人・巳之助・孝太郎の「碇知盛」

続いて歌舞伎座Aプロ第一部を観劇。相変わらず満員の盛況。この状態がいつまでも続いて欲しいものである。本当にコロナの期間はガラガラで、歌舞伎の未来をかなり悲観的に考えたりしたのが、嘘の様である。今月は主要な役どころを思い切って若手花形に振って…

錦秋十月大歌舞伎 Aプロ三部 團子・新吾・高砂屋の「吉野山」、「四の切」

十月歌舞伎を観劇。今月は月の前半がAプロ、後半がBプロと云う構成。今までの通し狂言シリーズに比べ、若手に振った印象。まずは三部を観た。相変わらず開場前には長蛇の列。チケット完売の看板も出ていた。若い乍ら團子、一枚看板になったのであろうか。出…

錦秋十月大歌舞伎(写真)

十月大歌舞伎を観劇して来ました。ポスターです。 狂言ポスターの四枚綴りです。 巳之助のご長男、緒兜君が初お目見え。目出度い。亡きお祖父さんの面影がありますね。 こんな展示会が開催されている様です。観てみたいですね。 通し狂言シリーズ第三段『義…

博多座 市川團十郎特別公演(写真)

博多在住の知人から送られて来ました。ポスターです。 仁木弾正。貫禄充分ですね。 十八番の『暫』。芝居ではなく、拵えを見せた様ですが。 役者の幟です。 博多在住の筆者の友人が観劇に行き、写真を送ってくれました。チケットは即日完売だった様です。友…

秀山祭九月大歌舞伎 Aプロ夜の部 高麗屋親子・左近の「車引」、時蔵・壱太郎の「賀の祝」、松緑・幸四郎の「寺子屋」

今月の最後、Bプロ夜の部を観劇。他の部同様、大入り満員の大盛況。本当にいつも開場前の入り口には、長蛇の列が出来ている。今月は初代吉右衛門の功績を称える秀山祭なので、播磨屋亡き後は濃厚な親類の高麗屋が中心となっている興行。ただ松緑も縁戚である…

秀山祭九月大歌舞伎 Bプロ夜の部 芝翫・松緑・錦之助の「車引」、菊五郎・米吉の「賀の祝」、高麗屋親子の「寺子屋」

続いて歌舞伎座夜の部Bプロを観劇。こちらも昼の部同様満員の盛況。開場前の入口には長蛇の列が出来ており、熱気一杯。連日これだけ入れば、役者の方も自然と力が入ると云うもであろう。芝居としても昼の部より盛り上がりのある場が多いので、映画「国宝」の…

秀山祭九月大歌舞伎 Bプロ昼の部 萬太郎・種之助の「加茂堤」、高麗屋親子の「筆法伝授」、幸四郎・孝太郎・歌昇・魁春の「道明寺」

歌舞伎座昼の部のBプロを観劇。Aプロ同様、チケット売り切れの看板が出る大入り満員の盛況。しかし松嶋屋の体調不良による休演が発表され心配したのだが、無事復帰との事。そしてその穴は幸四郎がきっちりと埋めたらしい。一安心である。しかしやはり松嶋屋…

国立劇場 令和七年九月歌舞伎公演 高砂屋・鴈治郎の『仮名手本忠臣蔵』二段目・九段目

新国立劇場に於いて上演された国立劇場の歌舞伎公演『仮名手本忠臣蔵』を観劇。この三月に歌舞伎座で同狂言の通し上演が行われたが、今回はその時に上演されていなかった「二段目」と「九段目」がかかった。滅多に出ない場なのでこれを見逃すと云う手はない…

国立劇場 令和七年九月歌舞伎公演(写真)

新国立劇場で上演されている歌舞伎公演に行って来ました。ポスターパターンAです。 同じくポスターパターンB。 新国立劇場ではお馴染みになった、直角に曲がっている花道。 国立劇場のゆるキャラ黒子ちゃんの手のひらサイズが出た様です。 新国立劇場で行わ…

秀山祭九月大歌舞伎 Aプロ昼の部 歌昇・新吾の「加茂堤」、松嶋屋・幸四郎の「筆法伝授」、松嶋屋親子・松緑・菊五郎・魁春の「道明寺」

歌舞伎座九月秀山祭Aプロ昼の部を観劇。切符売り場の前に売り切れの看板もあり、大入り満員の大盛況。松嶋屋十八番中の十八番菅丞相が出ると云う事も勿論あるだろうが、話題の映画「国宝」の影響も無視出来ないのではないかと思う。あの映画をきっかけに歌舞…

秀山祭九月大歌舞伎(写真)

秀山祭に行って来ました。ポスターです。 昼の部絵看板です。 同じく夜の部。 松嶋屋の菅丞相。思わず拝みたくなります。 三階物故役者の写真展示コーナーに、我當が・・・合掌。 九月大歌舞伎を観劇して来ました。凄い人出で、大変な賑わいでした。実に結構な…

大阪松竹座 閉館・・・

先日驚くべきニュースが入った。 大阪松竹座が閉館 来年5月が最終公演 1923年開業・建物の老朽化で(Yahoo!ニュース オリジナル THE PAGE) 記事にもある通り、建物の老朽化による建て壊しだと云う。歌舞伎公演自体は他の施設で継続して行くとの事だが、今後…

新橋演舞場 レビュー 夏のおどり(写真)

新橋演舞場のOSK公演「夏のおどり」に行って来ました。ポスターです。 新トップスター翼和希さんのポスターです。 娘役トップスター千咲えみさんのポスターです。 満員御礼の立看板が出ていました。 たまたまチケットが入手出来て、OSKのレビュー「夏のおど…

八月納涼歌舞伎 第一部 巳之助・隼人の『男達ばやり』、幸四郎・勘九郎の『猩々』・『団子売』

今月の最後、納涼歌舞伎第一部を観劇。狂言立てとしては今月三部の中で一番地味な印象だが、一番本寸法な歌舞伎が上演されている部でもある。入りも他の部同様ほぼ満席の状態。筆者的にはこの部が今月一番の楽しみであったが、二つの狂言ともその期待を裏切…

八月納涼歌舞伎 第三部 成駒屋三兄弟他若手花形の『越後獅子』、中村屋兄弟の野田版『研辰の討たれ』

納涼歌舞伎、第三部を観劇。勘九郎の野田版『研辰の討たれ』初演と云う事もあってか、第二部同様大入り満員の盛況。何と云っても勘九郎にとっては、父勘三郎が始めた納涼歌舞伎、思い入れは人一倍であろう。三十五年前に納涼歌舞伎を始めた勘三郎と三津五郎…

八月納涼歌舞伎 第二部 七之助・染五郎の『日本振袖始』、大和屋・染五郎・團子の『火の鳥』

納涼歌舞伎の第二部を観劇。途中大和屋の体調不良による休演があったので無事観れるのだろうかと心配したが、休演は一日のみであったので、しっかり観劇する事が出来た。チケットは完売との事なので、もし休演ともなればもう観る事は出来ないと思っていたの…

八月納涼歌舞伎(写真)

八月納涼歌舞伎を観劇しました。ポスターです。 一部の絵看板です。 同じく二部・三部。 狂言ポスターの四枚綴りです。 二階には出演役者のサイン入り団扇の展示がありました。 歌舞伎座八月恒例の納涼歌舞伎を観劇して来ました。酷暑の中ですが、凄い人出で…

令和七年七月 歌舞伎鑑賞教室 時蔵・芝翫の「累-かさね-」

月が替わってしまったが、ティアラこうとうで上演された国立劇場の歌舞伎観劇教室の感想を綴る。「親子で楽しむ歌舞伎教室」と銘打たれていたので、子供連れの見物衆が多かった。入りも九分程度入っていたのではないだろうか。上演前に解説が付いてはいるも…

令和七年七月 歌舞伎鑑賞教室(写真)

ティアラこうとうで上演されていた、歌舞伎観劇教室に行って来ました。ポスターです。 花道はこんな感じ。 この会場には何度も来ていますが、普段にはないこんな展示もありました。 「親子で楽しむ歌舞伎教室」と銘打たれた歌舞伎観劇教室に行って来ました。…

七月大歌舞伎 夜の部 高麗屋親子の『鬼平犯科帳 血闘』、染五郎・團子の『蝶の道行』

歌舞伎座夜の部を観劇。出し物が「鬼平」で幸四郎と染五郎が揃い、團十郎が特別出演。加えてぼたんも出るとあってか、大入り満員の盛況。これだけ入るとなると、またいずれ幸四郎の鬼平が上演されるに違いない。やはり国民的時代劇「鬼平」の力は偉大だと、…