fabufujiのブログ~独断と偏見の歌舞伎劇評~

自分で観た歌舞伎の感想を綴っています

2021-02-01から1ヶ月間の記事一覧

博多座 二月花形歌舞伎 昼の部 歌昇・米吉の『正札附根元草摺』、幸四郎の『松浦の太鼓』

緊急事態宣言下ではあるが、博多座公演を観劇。福岡にも緊急事態宣言が発出されているので、かなりの店が閉まっていた。そんな状態なので、人数制限をしている客席も満員ではなかった。しかしこの芝居を観なかった(観れなかった)博多の芝居好きは、かなり損…

博多座 二月花形歌舞伎(写真)

博多座に行きました。ポスターです。 幸四郎扮する松浦候ポスター。 同じく綱豊卿。 博多座名物出演者の宣伝動画。猿弥バージョンです。 こんなご時世ですが、博多座に行って来ました。福岡も緊急事態宣言下であるせいか、大入り満員にはなっていませんでし…

二月大歌舞伎 第二部 松嶋屋・大和屋の『於染久松色読販』、『神田祭』

残る歌舞伎座二部を観劇。久々の玉孝共演とあって、入場制限下ではあるが、大入り満員の盛況。やはり見物が多いと役者も燃えるのではないか。どちらの狂言も素晴らしい出来だった。その感想を綴る。 幕開きは『於染久松色読販』。大和屋のお六、松嶋屋の喜平…

国立小劇場 二月文楽公演(写真)

国立小劇場の文楽公演第三部『冥途の飛脚』を観て来ました。ポスターです。 ポスター二枚目です。 目出度い。住大夫に続く文楽界二人目の文化勲章迄辿り着いて欲しいです。 『冥途の飛脚』、実に結構でした。特に勘弥の梅川は一代の名演とも云うべき名品。頭…

二月大歌舞伎 第三部 中村屋兄弟の『奥州安達原』、勘九郎・勘太郎の『連獅子』

引き続いて歌舞伎座三部を観劇。その感想を綴りたい。 第三部は十七世勘三郎三十三回忌追善公演と銘打っている。十七世は十八世勘三郎に、「歌舞伎座で追善興行が打てる役者になっておくれ」と云っていたそうだが、その孫が追善興行を打てる役者に成長した。…

二月大歌舞伎 第一部 魁春の「十種香」、松緑・己之助の『泥棒と若殿』

二月大歌舞伎一部を観劇。入りはお寒い限りだった。まぁこの座組からある程度予想は出来たのだが、それにしても入っていない。しかし「十種香」は素晴らしい舞台だった。その感想を綴る。 幕開きはその「十種香」。魁春の八重垣姫、門之助の勝頼、孝太郎の濡…

二月大歌舞伎 (写真)

二月大歌舞伎を観劇。ポスターです。 一部の絵看板です。 同じく二部・三部。 十七世中村屋の三十三回忌追善。昭和の最後に亡くなられたんだよなぁ。 追善狂言のポスター。十七世の孫とひ孫。時代は流れました。 感想はまた改めて綴ります。