2018-09-01から1ヶ月間の記事一覧
続いて幸四郎の舞踊二曲『鬼揃紅葉狩』と『松寿操り三番叟』の感想を綴る。 筆者は歌舞伎座に始まり、名古屋・博多・大阪と高麗屋の襲名を追いかけて観てきている。以前にも書いたが、その過程での幸四郎の芸の進境は著しいものがある。元々踊りの上手い優だ…
九月秀山祭を昼夜通しで観劇。筆者個人的に今月の眼目、福助5年ぶりの復帰舞台。秀山祭で福助が観れるとは、とひたすら感激。その所感を綴る。 幕開きの『金閣寺』。これが観たくて駆けつけた福助の復帰である。本来なら雪姫での復帰が観たかったが、贅沢は…
秀山祭に行って来ました。ポスターです。福助に涙・・・ 豪華顔合わせ、正にその通り。 昼の部絵看板です。 夜の部絵看板です。 昼夜堪能して来ました。去年の秀山祭でも感じたけど、客の入りが今ひとつでしたね。感想はまた別項で。
国立小劇場の文楽公演に行って来ました。 北海道地震への募金を文楽人形がお願い。ささやかに募金せさて頂きました。 来月の国立劇場歌舞伎公演はこれ。駆けつけますよ、成駒屋。 吉田和生の人形遣いは名人芸ですね。僅かな動きで役の心情を表現している。ガ…
新橋演舞場の『オセロー』を観て来ました。 ほぼ満席状態で、盛況でしたね。 壇れい饅頭。思わず買いそうになり、あやうく踏みとどまる。 いや~大変素晴らしかった。私はシェイクスピアは専門外で、これが正しい『オセロー』なのかは判りませんが、芝翫が圧…
八月第一部の感想を綴る。 まず北條秀司作『花魁草』で幕開き。筆者は初めて観る狂言だが、流石北條作品、いい芝居だった。安政の大地震で江戸から逃れた花魁と役者の悲恋物語だ。扇雀のお蝶がいい。人を殺した前科があり、それ故に役者幸太郎の将来を思って…