2023-11-01から1ヶ月間の記事一覧
歌舞伎座夜の部を観劇。先に感想を書いた中幕以外の狂言について綴る。ほぼほぼ昼の部と同じ位の入り。歌舞伎座本来の狂言立てで、これでお客が入るのはまだまだ令和の見物衆も捨てたものではない。新歌舞伎(と云っても明治期の作品なので、殆ど古典と云って…
歌舞伎座十一月夜の部、中幕の『鎌倉三代記』。長くなりそうだったので、この狂言のみ単独で感想を綴りたい。云う迄もなく丸本の名作である。芝翫の高綱、時蔵の義村、梅枝の時姫、高麗蔵のおくる、歌女之丞の阿波の局、梅花の讃岐の局、松江の六郎、東蔵の…
歌舞伎座昼の部を観劇。筆者が観た日はほぼ満席の入り。丸本の様な古典より、新作の方がウケが良いのだろうか。しかし入りが良いのは、さぞ役者も遣り甲斐のある事だろう。しかしこの『マハーバーラタ戦記』の再演は驚いた。初演も観ているが、その際は確か…
顔見世に行って来ました。役者の写真が載っていないポスターは珍しい。 昼の部絵看板です。 同じく夜の部。 松嶋屋と菊之助のポスター。いいですねぇ、二人とも。 我が国はGDPでドイツに抜かれ、早晩インドにも抜かれて世界第五位に転落しそうですが、歌舞伎…
久々にシネマ歌舞伎を観に東劇に行って来ました。 ポスターです。 大和屋の写真展示がありました。 シネマ歌舞伎を観たのは何年ぶりだろう。泉鏡花の『日本橋』。新派の舞台です。2011年に上演された芝居の様ですね。原作を端折って、二時間半にまとめていま…