今年最後の文楽公演を観て来ました。ポスターです。
筆者が観たのは二部ですが、一部ではこんな作品も。
南座に続き、こちらでも休演が出てしまいました。。。
一月の咲太夫に続き、またも名人が・・・謹んでご冥福をお祈り致します。
一向に再建が進まない国立劇場、困ったものです。今回は東陽町にある江東区文化センターでの公演でした。便が良いせいか、満員の盛況でしたね。「熊谷」の若太夫は、本当に渋い語り口になりました。各役見事に語り分けていたましたが、取り分け弥陀六が見事でした。「阿古屋」は勘十郎が見事な位取りを見せる人形遣いぶりと併せ、錣太夫のたっぷりとした語り口が圧巻でした。実に結構な公演でした。