fabufujiのブログ~独断と偏見の歌舞伎劇評~

自分で観た歌舞伎の感想を綴っています

新春浅草歌舞伎 夜の部 歌昇の『絵本太功記』、松也・米吉・巳之助の「一力茶屋」

新年明けましておめでとうございます。今年もマイペースでゆる~く綴って行きます。2年前に自分の備忘録として始めたブログでした。たまに過去記事を読み返すと、「あぁそうだったなぁ」と舞台の記憶が蘇って来ます。その意味でやっていて良かったと思ってい…

新春浅草歌舞伎(写真)

今年も新年幕開けは浅草歌舞伎。ポスターです。 絵看板です。 新春恒例、積み樽です。 これも浅草恒例、出演役者のパネルです。 最近初芝居は浅草になっています。感想はまた別項にて。

私が観た平成三十一年・令和元年歌舞伎 ベスト10

今年も劇場に通い続けた一年でした。同じものを二度以上観劇したものも含めて、歌舞伎が全44公演。これに『ラマンチャの男』と『オイディプス』の現代劇、『オグリ』のスーパー歌舞伎、ミュージカルの『ふるあめりかに袖はならさじ』を合わせると48の舞台を…

十二月大歌舞伎 夜の部 松緑・梅枝の『神霊矢口渡』、大和屋・児太郎の『本朝白雪姫譚話』

歌舞伎座夜の部も観劇。その感想を綴る。 幕開きは『神霊矢口渡』。松緑の頓兵衛、梅枝のお舟、児太郎のうてな、亀蔵の義峯、萬太郎の六蔵と云う配役。花形中心の座組で義太夫狂言は如何かと思ったが、これが実に良かった。 何と云っても梅枝のお舟がいい。…

十二月大歌舞伎 昼の部 中車の『たぬき』、大和屋の『保名』、児太郎の「阿古屋」

今月の歌舞伎座を観劇。まず昼の部の感想を綴る。 幕開きは大佛次郎作『たぬき』。中車の金兵衛、児太郎のお染、彦三郎の蝶作、亀蔵の三五郎、門之助のおせき、市蔵の多吉と云う配役。師走は出演が恒例になっている中車がいい。軽いところとシリアスなところ…

十二月大歌舞伎(写真)

歌舞伎座に行って来ました。ポスターです。 これでもかの大和屋攻め。 昼の部の絵看板です。 同じく夜の部。 昼夜通しで観劇。新歌舞伎あり、舞踊あり、義太夫狂言あり、新作ありのバラエティーに富んだ狂言立てでした。感想はまた改めて綴ります。

国立劇場 幸四郎の『蝙蝠の安さん』

国立劇場のもう一演目、『蝙蝠の安さん』の感想を綴る。 これはもう大分話題になっているが、サー・チャールズ・スペンサー・チャップリンの名作『街の灯』の歌舞伎化である。当時木村錦花が読売新聞に連載した脚本を、すぐに上演したものが原作らしい。昭和…

国立小劇場 文楽公演『一谷嫩軍記』(写真)

国立小劇場で文楽を観劇して来ました。ポスターです。 千秋楽でした。手ブレてしまった。。。 今回は何と楽屋に入れて頂きました。 着到番です。ひたすら感激。 『一谷嫩軍記』を陣門から陣屋迄の通し。太夫は薄口でしたが・・・。今回は咲太夫や和夫と云った重鎮…

国立劇場 白鸚の『近江源氏先陣館~盛綱陣屋』

十二月国立劇場の「盛綱」と新歌舞伎『蝙蝠の安さん』を観劇。素晴らしかった「盛綱」の感想を綴る。 年も押し迫った師走に、凄い舞台を観た。白鸚の「盛綱陣屋」である。同じ演目を今年は歌舞伎座に於いて松嶋屋でも観ており、その時もいたく感激したものだ…

国立劇場 『近江源氏先陣館~盛綱陣屋』、『蝙蝠の安さん』 (写真)

国立劇場行って来ました。ポスターです。 くろごちゃんの盛綱です。 同じく、くろごちゃんの蝙蝠の安さんです。 白鸚実に28年ぶりと云う渾身の「盛綱陣屋」。堪能して来ました。初演以来88年ぶりと云う『蝙蝠の安さん』も面白く観れました。感想はまた別項に…

シネマ歌舞伎『女殺油地獄』(写真)

東劇に行って来ました。ポスターです。 舞台写真です。光ってしまった・・・ 次回上映はこちら。これもそそる。 シネマ歌舞伎を久々に観て来ました。前半は舞台をそのまま撮影している感じでしたが、後半の殺しの場面は、この映画用に独自に撮影した映像を編集…

明治座 『ふるあめりかに袖はぬらさじ』(写真)

明治座に行って来ました。ポスターです。 歌舞伎座では考えられない、不思議な幕がかかっていました。 大地真央グッズが絶賛発売中でした。 ミュージカル仕立てで、今までの「ふるあめりか」とは一風変わった芝居でした。宝塚出身の大地真央なので、そうなっ…

吉例顔見世大歌舞伎 昼の部 幸四郎の『研辰の討たれ』、音羽屋の『梅雨小袖昔八丈』

十一月歌舞伎座昼の部を観劇。その感想を綴る。 幕開きは『研辰の討たれ』。木村錦花作の新歌舞伎だ。大正デモクラシーの世相を反映してか、仇討と云う武士道最高の美徳を、シニカルな視点で描いている。幸四郎の研辰、彦三郎の九市郎、亀蔵の才次郎、高麗蔵…

吉例顔見世大歌舞伎 夜の部 莟玉襲名の「菊畑」、高麗屋親子の『連獅子』、時蔵・鴈治郎の『市松小僧の女』

十一月歌舞伎座夜の部を観劇。その感想を綴る。 幕開きは「菊畑」。梅丸改め莟玉の襲名狂言だ。莟玉の虎蔵、梅玉の智恵内、芝翫の鬼一法眼、鴈治郎の湛海、魁春の皆鶴姫と云う配役。東西の成駒屋系が揃って莟玉の襲名を寿ぐ。いい狂言だ。梅丸改め莟玉は梅玉…

吉例顔見世大歌舞伎(写真)

吉例顔見世大歌舞伎、行って来ました。ポスターです。 昼の部絵看板です。 同じく夜の部。 梅丸君の莟玉襲名のご披露がありました。まずはめでたい。 まだ夜の部しか観ていませんが、とてもいい舞台でした。感想はまた別項にて。

スーパー歌舞伎II 新版 オグリ(写真)

新橋演舞場で「オグリ」を観劇。ポスターです。 開演前の舞台に小栗判官と照手姫の人形が。 こちらも観劇したかったのですが、チケット入手出来ず・・・ あえて隼人バージョンを観劇。小栗判官のニンには、絶対に隼人の方が合うと思ったからです。期待に違わぬ…

国立劇場『嬢景清八嶋日記』 播磨屋の景清

国立劇場の令和初の播磨屋の芝居を観劇。その感想を綴る。 十四年ぶりと云う播磨屋の景清。歌六が頼朝と花菱屋長の二役、東蔵のおくま、雀右衛門の糸滝、錦之助の重忠、又五郎の左治太夫 、米吉の玉衣姫、歌昇の四郎国時 と云うベテランと若手を組み合わせた…

国立劇場 『孤高勇士嬢景清』(写真)

国立劇場の初日を観劇。ポスターです。 宮崎のゆるキャラ、ひぃくんも駆けつけていました。 勿論こちらも観劇予定です。高麗屋の盛綱、楽しみすぎます。 初日故の粗さが目立ちました。感想はまた別項にて。

芸術祭十月大歌舞伎 昼の部 松緑の弁慶、音羽屋の佐七

十月歌舞伎座昼の部を観劇。その感想を綴る。 幕開きは『廓三番叟』。扇雀の傾城、梅枝の新造、巳之助の太鼓持と云う配役。華やかで、美しく、幕開きを飾るにはいい狂言。特に梅枝は先月も魁春と『お祭り』の芸者を踊ったが、両月共大先輩との踊り比べで見劣…

シアターコクーン 海老蔵の『オイディプス』(写真)

シアターコクーンに行って来ました。ポスターです。 舞台写真です。あまり装置のないシンプルなものでした。 まだ行った事のないABKAI。機会があればとは思っているのですが・・・ 満員の盛況でした。重厚なギリシャ悲劇を期待していたのですが、舞台を現代に移…

国立劇場十月公演 『通し狂言 天竺徳兵衛韓噺』芝翫の徳兵衛

国立劇場の十月公演を観劇。その感想を綴る。 国立劇場では20年ぶりの通し狂言との事。芝翫が徳兵衛・徳市・左衛門を兼ねる。又五郎の掃部、東蔵の夕浪、彌十郎が宗観と政元を兼ねて、橋之助の桂之介 、高麗蔵が葛城、歌昇が時五郎と鹿蔵を兼ねると云う配役…

国立劇場十月公演 『通し狂言 天竺徳兵衛韓噺』(写真)

国立劇場、行って来ました。ポスターです。 こんな展示も。 出し物にちなんで、ケロロ軍曹のグッズです。 もちろんこちらもチケットおさえました。 最近の国立劇場の公演としては、入りも良かったですね。感想はまた別項にて。

帝国劇場『ラ・マンチャの男』 白鸚のキホーテ(写真)

『ラ・マンチャの男』に行って来ました。ポスターです。 舞台のミニチュアです。 ブロードウェイで演じた際のポスター。主演SOMEGORO ICHIKAWA。 日本初演時のポスターです。 補助席まで出る超満員でした。西洋演劇は専門外(?)なので、細かい論評は避けます…

芸術祭十月大歌舞伎 夜の部 松緑・愛之助・梅枝の『三人吉三巴白浪』、大和屋の『二人静』

芸術祭十月大歌舞伎夜の部を観劇。その感想を綴る。 幕開きは花形が揃った『三人吉三巴白浪』の通し。筆者は奇数日に観劇。梅枝のお嬢、松緑の和尚、愛之助のお坊、右近のおとせ、巳之助の十三郎、歌六の伝吉と云う配役。梅枝は初役、愛之助は十年ぶりとの事…

芸術祭十月大歌舞伎(写真)

十月大歌舞伎を観劇。ポスターです。 昼の部の絵看板です。 同じく夜の部。 三枚綴りのポスター。鯔背ですな~音羽屋。 入りは今一つな感じでしたが。感想はまた別項にて。

秀山祭九月大歌舞伎昼の部 幸四郎の『極付幡随長兵衛』

秀山祭九月大歌舞伎昼の部のその他の演目について綴る。 昼の部幕開きは『極付幡随長兵衛』。幸四郎が初役で長兵衛に挑んだ。松緑の水野、亀蔵の登之助、錦之助の唐犬、雀右衛門のお時、歌昇の出尻、種之助の公平と云う配役。ベテランと花形を組み合わせたい…

秀山祭九月大歌舞伎 播磨屋・歌六の「沼津」

秀山祭九月大歌舞伎昼の部を観劇。その感想を綴る。 筆者にとっての播磨屋は何と云っても三年前に演じた「吉野川」の大判事だった。あの大きさ、たっぷりとした義太夫味、描線の太さ、情味の深さ、正に天下一品だった。それ以降、あの手応えを求め続けて播磨…

秀山祭九月大歌舞伎 播磨屋・幸四郎の「寺子屋」、幸四郎の弁慶、歌六の『松浦の太鼓』

秀山祭九月大歌舞伎夜の部、幸四郎の弁慶がある偶数日を観劇。その感想を綴る。 播磨屋が倒れる前に観劇した。体調悪そうには見えなかったが・・・気力を振り絞っていたのだろうか。心配だ。大事ない事を祈りたい。 幕開きは「寺子屋」。播磨屋の松王、幸四郎の…

九月花形歌舞伎 愛之助・七之助・中車の『東海道四谷怪談』

京都南座公演九月花形歌舞伎『東海道四谷怪談』を観劇。その感想を綴る。 関西では実に26年ぶりと云う「四谷怪談」。愛之助の伊右衛門、中車の権兵衛、七之助がお岩・与茂七・小平の三役をこなすと云う配役。大和屋が監修でついている。色々問題はあったが、…

九月花形歌舞伎 『東海道四谷怪談』(写真)

京都南座に行って来ました。 私の座席から撮った客席です。満員の盛況でした。 ポスターです。光って上手く撮れなかった・・・ 八坂神社に先代九團次の石塔を発見。少し感動。 大和屋監修の「四谷怪談」。感想はまた別項にて。