fabufujiのブログ~独断と偏見の歌舞伎劇評~

自分で観た歌舞伎の感想を綴っています

令和2年2月文楽公演 国立小劇場(写真)

国立小劇場の文楽公演第3部に行って来ました。ポスターです。 五月公演。これも良さそうです。 三月歌舞伎公演。これはマストですね。ABCともチケット抑えました。 錣太夫の襲名公演だったのですが、二部には行けず三部を観劇。久々の呂太夫、良かったですね…

二月大歌舞伎 夜の部 我當の『八陣守護城』、大和屋と勘九郎の『羽衣』、音羽屋の『人情噺文七元結』、秀太郎・梅玉の『道行故郷の初雪』

歌舞伎座夜の部を観劇。その感想を綴る。 幕開きは『八陣守護城』。筆者は初めて観る狂言。まずは我當の歌舞伎座復帰を祝いたい。襲名の口上を除けば、我當が歌舞伎座に出るのはいつ以来だろう。去年の七月、我當が大阪松竹に出ると聞き、たまらず駆けつけた…

二月大歌舞伎(写真)

歌舞伎座に行って来ました。ポスターです。 昼の部の絵看板です。 夜の部です。 松嶋屋の丞相様。有難や~ 十三世の追善興行でした。もう27年ですか・・・気品のある役者でしたね。 松嶋屋三兄弟がそろい踏み。音羽屋も十八番『文七元結』で対抗しています。感想…

大阪松竹座 壽初春大歌舞伎 幸四郎・愛之助・壱太郎の『九十九折』、鴈治郎・扇雀の「酒屋」

行こうか見送ろうか迷っていた大阪松竹座の新春公演。しかしその評判の良さに、矢も楯もたまらず駆けつけてしまった。時間と財政の関係上、夜の部を断念して昼の部のみ。その感想を綴る。 幕開きは大森痴雪 作『九十九折』。45年ぶりの上演だと云う。当然筆…

大阪松竹座 壽初春大歌舞伎(写真)

大阪遠征で松竹座に行って来ました。 明かりを上手く排除出来ず・・・ポスターです。 舞台写真パネルもありました。 正月なので大奮発。これで1月歌舞伎がかかっている小屋、全て観劇出来ました。感想はまた別項にて綴ります。

令和2年初春歌舞伎公演『菊一座令和仇討』音羽屋の長兵衛、菊之助の権八、松緑の権三

お正月恒例の劇団による国立劇場公演。その感想を綴る。 大南北の『御国入曽我中村』を音羽屋が監修し、国立劇場文芸研究会が補綴したもの。南北お得意の「綯交ぜ」の世界。時代設定は鎌倉らしいのだが、時代の全く違う長兵衛や権八、近松の鑓の権左を著作権…

令和2年初春歌舞伎公演『菊一座令和仇討』(写真)

国立劇場に行って来ました。 ポスターです。 開演前の定式幕に、令和の元となった万葉集の序文が掲げてありました。 役者絵羽子板です。 菊五郎劇団によるお正月恒例の国立劇場公演。南北作の『御国入曽我中村』を改訂したものだそうです。肩の凝らない芝居…

壽 初春大歌舞伎 夜の部 白鸚の「五斗三番叟」、猿之助・團子の『連獅子』、中村屋兄弟の『鰯賣戀曳網』

続いて観劇した歌舞伎座夜の部の感想を綴りたい。 幕開きは『義経腰越状』。白鸚の五斗兵衛、芝翫の義経、猿之助の六郎、男女蔵の次郎、錦吾の太郎、歌六の泉三郎と云う配役。筆者は初めて観る狂言。義経の話しにしてはあるが、実際は豊臣秀頼を諷しているら…

壽 初春大歌舞伎 昼の部 芝翫・雀右衛門の『奥州安達原』、播磨屋の『素襖落』

「河内山」以外の昼の部の感想を綴りたい。 幕開きは『醍醐の花見』。梅玉の秀吉、福助の淀君、勘九郎の三成、芝翫の智仁親王、七之助の智仁親王北の方、魁春の北の政所と云う配役。三年前にも観たが、その時とは全くの別物と云っていい位演出・振り付けが違…

壽 初春大歌舞伎 昼の部 白鸚の「河内山」

歌舞伎座の昼の部を観劇。鮮烈だった白鸚の「河内山」の感想を綴る。 この演目は、高麗屋三代襲名披露公演の大阪松竹で観劇している。その時も実に見事だったが、その時は何せ大阪なので旅費の負担も大きく、三階席で観た。今回はお正月でもあり、奮発して一…

壽 初春大歌舞伎(写真)

歌舞伎座に行って来ました。ポスターです。 昼の部の絵看板です。 同じく夜の部。 非常に充実した狂言立てでした。やはり歌舞伎座は、役者にとっての本場所。気合が違いますね。特に1年2ケ月ぶりの歌舞伎座出演となった勘九郎は、そうだったでしょう。感想は…

新春浅草歌舞伎 昼の部 松也・隼人・米吉・新悟の「寺子屋」

浅草歌舞伎夜の部に続いて、昼の部も観劇。その感想を綴る。 幕開きはお年玉口上。この日は隼人。客を巻き込んで「今日初めて歌舞伎を観る人はいますか?」と問いかけ、手を挙げた前方席の人のところに下りて来て、「誰がお目当てですか?」と質問。お客の女…

新橋演舞場 初春歌舞伎公演 夜の部 海老蔵親子の「め組の喧嘩」

新橋演舞場の一月恒例、海老蔵の座頭公演を観劇。その感想を綴る。 ここ最近の一月は、歌舞伎座が高麗屋・播磨屋を座頭にした公演、新橋が海老蔵、浅草が若手花形、国立が音羽屋とはっきりすみ分けされている。華やかな事この上ないが、その分こちらの財布は…

新橋演舞場 初春歌舞伎公演 海老蔵親子の共演(写真)

新橋演舞場に行って来ました。ポスターです。 海老蔵として最後の年賀ハガキです。しかしいい男ですな。 三番叟羽子板です。 海老蔵親子の共演で、大入り満員でした。感想はまた別項にて。

新春浅草歌舞伎 夜の部 歌昇の『絵本太功記』、松也・米吉・巳之助の「一力茶屋」

新年明けましておめでとうございます。今年もマイペースでゆる~く綴って行きます。2年前に自分の備忘録として始めたブログでした。たまに過去記事を読み返すと、「あぁそうだったなぁ」と舞台の記憶が蘇って来ます。その意味でやっていて良かったと思ってい…

新春浅草歌舞伎(写真)

今年も新年幕開けは浅草歌舞伎。ポスターです。 絵看板です。 新春恒例、積み樽です。 これも浅草恒例、出演役者のパネルです。 最近初芝居は浅草になっています。感想はまた別項にて。

私が観た平成三十一年・令和元年歌舞伎 ベスト10

今年も劇場に通い続けた一年でした。同じものを二度以上観劇したものも含めて、歌舞伎が全44公演。これに『ラマンチャの男』と『オイディプス』の現代劇、『オグリ』のスーパー歌舞伎、ミュージカルの『ふるあめりかに袖はならさじ』を合わせると48の舞台を…

十二月大歌舞伎 夜の部 松緑・梅枝の『神霊矢口渡』、大和屋・児太郎の『本朝白雪姫譚話』

歌舞伎座夜の部も観劇。その感想を綴る。 幕開きは『神霊矢口渡』。松緑の頓兵衛、梅枝のお舟、児太郎のうてな、亀蔵の義峯、萬太郎の六蔵と云う配役。花形中心の座組で義太夫狂言は如何かと思ったが、これが実に良かった。 何と云っても梅枝のお舟がいい。…

十二月大歌舞伎 昼の部 中車の『たぬき』、大和屋の『保名』、児太郎の「阿古屋」

今月の歌舞伎座を観劇。まず昼の部の感想を綴る。 幕開きは大佛次郎作『たぬき』。中車の金兵衛、児太郎のお染、彦三郎の蝶作、亀蔵の三五郎、門之助のおせき、市蔵の多吉と云う配役。師走は出演が恒例になっている中車がいい。軽いところとシリアスなところ…

十二月大歌舞伎(写真)

歌舞伎座に行って来ました。ポスターです。 これでもかの大和屋攻め。 昼の部の絵看板です。 同じく夜の部。 昼夜通しで観劇。新歌舞伎あり、舞踊あり、義太夫狂言あり、新作ありのバラエティーに富んだ狂言立てでした。感想はまた改めて綴ります。

国立劇場 幸四郎の『蝙蝠の安さん』

国立劇場のもう一演目、『蝙蝠の安さん』の感想を綴る。 これはもう大分話題になっているが、サー・チャールズ・スペンサー・チャップリンの名作『街の灯』の歌舞伎化である。当時木村錦花が読売新聞に連載した脚本を、すぐに上演したものが原作らしい。昭和…

国立小劇場 文楽公演『一谷嫩軍記』(写真)

国立小劇場で文楽を観劇して来ました。ポスターです。 千秋楽でした。手ブレてしまった。。。 今回は何と楽屋に入れて頂きました。 着到番です。ひたすら感激。 『一谷嫩軍記』を陣門から陣屋迄の通し。太夫は薄口でしたが・・・。今回は咲太夫や和夫と云った重鎮…

国立劇場 白鸚の『近江源氏先陣館~盛綱陣屋』

十二月国立劇場の「盛綱」と新歌舞伎『蝙蝠の安さん』を観劇。素晴らしかった「盛綱」の感想を綴る。 年も押し迫った師走に、凄い舞台を観た。白鸚の「盛綱陣屋」である。同じ演目を今年は歌舞伎座に於いて松嶋屋でも観ており、その時もいたく感激したものだ…

国立劇場 『近江源氏先陣館~盛綱陣屋』、『蝙蝠の安さん』 (写真)

国立劇場行って来ました。ポスターです。 くろごちゃんの盛綱です。 同じく、くろごちゃんの蝙蝠の安さんです。 白鸚実に28年ぶりと云う渾身の「盛綱陣屋」。堪能して来ました。初演以来88年ぶりと云う『蝙蝠の安さん』も面白く観れました。感想はまた別項に…

シネマ歌舞伎『女殺油地獄』(写真)

東劇に行って来ました。ポスターです。 舞台写真です。光ってしまった・・・ 次回上映はこちら。これもそそる。 シネマ歌舞伎を久々に観て来ました。前半は舞台をそのまま撮影している感じでしたが、後半の殺しの場面は、この映画用に独自に撮影した映像を編集…

明治座 『ふるあめりかに袖はぬらさじ』(写真)

明治座に行って来ました。ポスターです。 歌舞伎座では考えられない、不思議な幕がかかっていました。 大地真央グッズが絶賛発売中でした。 ミュージカル仕立てで、今までの「ふるあめりか」とは一風変わった芝居でした。宝塚出身の大地真央なので、そうなっ…

吉例顔見世大歌舞伎 昼の部 幸四郎の『研辰の討たれ』、音羽屋の『梅雨小袖昔八丈』

十一月歌舞伎座昼の部を観劇。その感想を綴る。 幕開きは『研辰の討たれ』。木村錦花作の新歌舞伎だ。大正デモクラシーの世相を反映してか、仇討と云う武士道最高の美徳を、シニカルな視点で描いている。幸四郎の研辰、彦三郎の九市郎、亀蔵の才次郎、高麗蔵…

吉例顔見世大歌舞伎 夜の部 莟玉襲名の「菊畑」、高麗屋親子の『連獅子』、時蔵・鴈治郎の『市松小僧の女』

十一月歌舞伎座夜の部を観劇。その感想を綴る。 幕開きは「菊畑」。梅丸改め莟玉の襲名狂言だ。莟玉の虎蔵、梅玉の智恵内、芝翫の鬼一法眼、鴈治郎の湛海、魁春の皆鶴姫と云う配役。東西の成駒屋系が揃って莟玉の襲名を寿ぐ。いい狂言だ。梅丸改め莟玉は梅玉…

吉例顔見世大歌舞伎(写真)

吉例顔見世大歌舞伎、行って来ました。ポスターです。 昼の部絵看板です。 同じく夜の部。 梅丸君の莟玉襲名のご披露がありました。まずはめでたい。 まだ夜の部しか観ていませんが、とてもいい舞台でした。感想はまた別項にて。

スーパー歌舞伎II 新版 オグリ(写真)

新橋演舞場で「オグリ」を観劇。ポスターです。 開演前の舞台に小栗判官と照手姫の人形が。 こちらも観劇したかったのですが、チケット入手出来ず・・・ あえて隼人バージョンを観劇。小栗判官のニンには、絶対に隼人の方が合うと思ったからです。期待に違わぬ…