fabufujiのブログ~独断と偏見の歌舞伎劇評~

自分で観た歌舞伎の感想を綴っています

九月大歌舞伎 第一部梅玉・松緑の『寿曽我対面』、第二部幸四郎・猿之助の『色彩間苅豆』

九月大歌舞伎の一部・二部を観劇。その感想を綴る。 まず第一部「対面」。梅玉の祐経、松緑の五郎、錦之助の十郎、魁春の虎、米吉の少将、歌六の新左衛門と云う配役。幹部・花形・若手とバランス良く配した布陣。何度も観ている芝居だが、歌舞伎の典型的な役…

国立小劇場九月文楽公演『絵本太功記』 ~夕顔棚の段、尼ヶ崎の段(写真)

国立小劇場の文楽公演に行って来ました。ポスターです。 同じくポスターの別バージョン。 嶋太夫師・・・ご冥福をお祈り致します。 遂に文楽公演も再開。久々の国立劇場、堪能して来ました。呂太夫の素晴らしさと云ったら・・・声量こそ若い太夫にはかないませんが…

九月大歌舞伎(写真)

九月大歌舞伎に行って来ました。ポスターです。 一部・二部の絵看板です。 同じく三部・四部。 今月も一幕一時間前後の四部制。入りは今一つでしたが・・・。感想はまた別項にて。

八月花形歌舞伎 第二部~第四部 勘九郎・巳之助・扇雀の『棒しばり』、猿之助・七之助の「吉野山」、幸四郎・児太郎の「源氏店」

再開された歌舞伎座の初日に駆けつけて、第一部のみを観劇。その他の部は日を改めて観た。その感想を綴る。 第二部は勘九郎の次郎冠者、巳之助の太郎冠者、扇雀の曽根松兵衛による『棒しばり』。云わずと知れた中村屋・大和屋にとっては先代からの当たり芸。…

八月花形歌舞伎 第一部 愛之助・壱太郎の『連獅子』

ついにこの日がやって来た。コロナの蔓延による公演中止が3月から7月迄の5ケ月に及び、この間に團十郎襲名公演を始めとして、幾つもの楽しみな公演が中止の憂き目にあった。我が国は他国に比べ、比較的コロナを抑え込んではいるが、それでもこの有様である。…

八月花形歌舞伎(写真)

ついにこの日がやって来ました!ポスターです。 一部・二部の絵看板です。 三部・四部の絵看板です。 桟敷後ろの扉を開けて、換気に配慮していました。幕の間は閉まっていましたが。 初日の一部に駆けつけました。感無量です。感想はまた別項にて綴ります。

八月花形歌舞伎実施発表さる!

先日このブログで、「今の時期に発表がないなら、八月はないだろう」と書いたのだが、急転直下実施が発表された。実に嬉しい。メンバーは納涼歌舞伎のレギュラー幸四郎・猿之助に中村屋兄弟、それに愛之助が加わる座組。そして一番驚いたのは、四部制の公演…

再開の目途が立たない歌舞伎公演

團十郎襲名公演が流れた後、八月公演の発表もないまま南座での大和屋の舞踊公演の中止が発表された。映像と併せた公演の様だったが、歌舞伎ロスに苦しめられている身としては駆けつけるつもりでいたので、痛恨の極みだ。 今の時点で何の発表もないと云う事は…

相変わらず自粛が続く歌舞伎公演

五月も後半にさしかかった。首都圏以外の地域は緊急事態宣言が解除された。徐々にではあるが経済活動が再開されて行っているのは、喜ばしい事だ。首都圏の解除も25日に判断すると首相が発表した。しかし昨日の東京都の感染者は再び二桁になった様だし、神奈…

中止が相次ぐ歌舞伎公演

先月に引き続き、四月も歌舞伎公演は中止になり、それどころか恐れていた團十郎襲名も三ケ月まとめて延期の事態となってしまった。こちらは延期なので、コロナが終息すれば、来年にも観れるとは思うのだが、三月・四月の公演は、このまま観れずに終わってし…

今月の歌舞伎観劇は・・・

三月は東京でかかっている全7公演のチケットを全ておさえていました。しかし世界中で猛威をふるっているコロナのせいで、全公演が中止となってしまいました。 歌舞伎をまるまる一ヶ月観劇しないのは、一体いつ以来でしょうか・・・無念です。 明治座の中村屋、…

新橋演舞場 松竹新喜劇公演 『家族はつらいよ』、『駕籠や捕物帳』(写真)

先月、松竹新喜劇を観て来ました。ポスターです。 お土産を買ってしまいました。 渋谷天外が頑固オヤジを演じていい味でした。高田次郎は前田能登守と強盗・赤鞘主水の二役を演じて、若々しいところを見せてくれました。入りも良かったですね。今月はコロナ…

二月大歌舞伎 昼の部 松嶋屋の菅丞相

歌舞伎座昼の部を観劇。その感想を綴る。 今月の歌舞伎座は、十三世仁左衛門二十七回忌追善興行。中でも生涯三度しか演じていないにも関わらず、「神品」と称された菅丞相を三男の当代松嶋屋が演じる。二十七回忌の興行が行われていると云う事実が、十三世が…

令和2年2月文楽公演 国立小劇場(写真)

国立小劇場の文楽公演第3部に行って来ました。ポスターです。 五月公演。これも良さそうです。 三月歌舞伎公演。これはマストですね。ABCともチケット抑えました。 錣太夫の襲名公演だったのですが、二部には行けず三部を観劇。久々の呂太夫、良かったですね…

二月大歌舞伎 夜の部 我當の『八陣守護城』、大和屋と勘九郎の『羽衣』、音羽屋の『人情噺文七元結』、秀太郎・梅玉の『道行故郷の初雪』

歌舞伎座夜の部を観劇。その感想を綴る。 幕開きは『八陣守護城』。筆者は初めて観る狂言。まずは我當の歌舞伎座復帰を祝いたい。襲名の口上を除けば、我當が歌舞伎座に出るのはいつ以来だろう。去年の七月、我當が大阪松竹に出ると聞き、たまらず駆けつけた…

二月大歌舞伎(写真)

歌舞伎座に行って来ました。ポスターです。 昼の部の絵看板です。 夜の部です。 松嶋屋の丞相様。有難や~ 十三世の追善興行でした。もう27年ですか・・・気品のある役者でしたね。 松嶋屋三兄弟がそろい踏み。音羽屋も十八番『文七元結』で対抗しています。感想…

大阪松竹座 壽初春大歌舞伎 幸四郎・愛之助・壱太郎の『九十九折』、鴈治郎・扇雀の「酒屋」

行こうか見送ろうか迷っていた大阪松竹座の新春公演。しかしその評判の良さに、矢も楯もたまらず駆けつけてしまった。時間と財政の関係上、夜の部を断念して昼の部のみ。その感想を綴る。 幕開きは大森痴雪 作『九十九折』。45年ぶりの上演だと云う。当然筆…

大阪松竹座 壽初春大歌舞伎(写真)

大阪遠征で松竹座に行って来ました。 明かりを上手く排除出来ず・・・ポスターです。 舞台写真パネルもありました。 正月なので大奮発。これで1月歌舞伎がかかっている小屋、全て観劇出来ました。感想はまた別項にて綴ります。

令和2年初春歌舞伎公演『菊一座令和仇討』音羽屋の長兵衛、菊之助の権八、松緑の権三

お正月恒例の劇団による国立劇場公演。その感想を綴る。 大南北の『御国入曽我中村』を音羽屋が監修し、国立劇場文芸研究会が補綴したもの。南北お得意の「綯交ぜ」の世界。時代設定は鎌倉らしいのだが、時代の全く違う長兵衛や権八、近松の鑓の権左を著作権…

令和2年初春歌舞伎公演『菊一座令和仇討』(写真)

国立劇場に行って来ました。 ポスターです。 開演前の定式幕に、令和の元となった万葉集の序文が掲げてありました。 役者絵羽子板です。 菊五郎劇団によるお正月恒例の国立劇場公演。南北作の『御国入曽我中村』を改訂したものだそうです。肩の凝らない芝居…

壽 初春大歌舞伎 夜の部 白鸚の「五斗三番叟」、猿之助・團子の『連獅子』、中村屋兄弟の『鰯賣戀曳網』

続いて観劇した歌舞伎座夜の部の感想を綴りたい。 幕開きは『義経腰越状』。白鸚の五斗兵衛、芝翫の義経、猿之助の六郎、男女蔵の次郎、錦吾の太郎、歌六の泉三郎と云う配役。筆者は初めて観る狂言。義経の話しにしてはあるが、実際は豊臣秀頼を諷しているら…

壽 初春大歌舞伎 昼の部 芝翫・雀右衛門の『奥州安達原』、播磨屋の『素襖落』

「河内山」以外の昼の部の感想を綴りたい。 幕開きは『醍醐の花見』。梅玉の秀吉、福助の淀君、勘九郎の三成、芝翫の智仁親王、七之助の智仁親王北の方、魁春の北の政所と云う配役。三年前にも観たが、その時とは全くの別物と云っていい位演出・振り付けが違…

壽 初春大歌舞伎 昼の部 白鸚の「河内山」

歌舞伎座の昼の部を観劇。鮮烈だった白鸚の「河内山」の感想を綴る。 この演目は、高麗屋三代襲名披露公演の大阪松竹で観劇している。その時も実に見事だったが、その時は何せ大阪なので旅費の負担も大きく、三階席で観た。今回はお正月でもあり、奮発して一…

壽 初春大歌舞伎(写真)

歌舞伎座に行って来ました。ポスターです。 昼の部の絵看板です。 同じく夜の部。 非常に充実した狂言立てでした。やはり歌舞伎座は、役者にとっての本場所。気合が違いますね。特に1年2ケ月ぶりの歌舞伎座出演となった勘九郎は、そうだったでしょう。感想は…

新春浅草歌舞伎 昼の部 松也・隼人・米吉・新悟の「寺子屋」

浅草歌舞伎夜の部に続いて、昼の部も観劇。その感想を綴る。 幕開きはお年玉口上。この日は隼人。客を巻き込んで「今日初めて歌舞伎を観る人はいますか?」と問いかけ、手を挙げた前方席の人のところに下りて来て、「誰がお目当てですか?」と質問。お客の女…

新橋演舞場 初春歌舞伎公演 夜の部 海老蔵親子の「め組の喧嘩」

新橋演舞場の一月恒例、海老蔵の座頭公演を観劇。その感想を綴る。 ここ最近の一月は、歌舞伎座が高麗屋・播磨屋を座頭にした公演、新橋が海老蔵、浅草が若手花形、国立が音羽屋とはっきりすみ分けされている。華やかな事この上ないが、その分こちらの財布は…

新橋演舞場 初春歌舞伎公演 海老蔵親子の共演(写真)

新橋演舞場に行って来ました。ポスターです。 海老蔵として最後の年賀ハガキです。しかしいい男ですな。 三番叟羽子板です。 海老蔵親子の共演で、大入り満員でした。感想はまた別項にて。

新春浅草歌舞伎 夜の部 歌昇の『絵本太功記』、松也・米吉・巳之助の「一力茶屋」

新年明けましておめでとうございます。今年もマイペースでゆる~く綴って行きます。2年前に自分の備忘録として始めたブログでした。たまに過去記事を読み返すと、「あぁそうだったなぁ」と舞台の記憶が蘇って来ます。その意味でやっていて良かったと思ってい…

新春浅草歌舞伎(写真)

今年も新年幕開けは浅草歌舞伎。ポスターです。 絵看板です。 新春恒例、積み樽です。 これも浅草恒例、出演役者のパネルです。 最近初芝居は浅草になっています。感想はまた別項にて。

私が観た平成三十一年・令和元年歌舞伎 ベスト10

今年も劇場に通い続けた一年でした。同じものを二度以上観劇したものも含めて、歌舞伎が全44公演。これに『ラマンチャの男』と『オイディプス』の現代劇、『オグリ』のスーパー歌舞伎、ミュージカルの『ふるあめりかに袖はならさじ』を合わせると48の舞台を…